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元々ピラティスは第一次世界大戦の負傷兵へのリハビリから始まりました。ピラティス氏はベッドにスプリングを取り付け、横になったままスプリングの抵抗を利用してエクササイズを行えるようにしました。これがキャデラック、リフォーマーと呼ばれるピラティス専用のマシーンの始まりでした。

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体にかける負荷を自由に調節することができるので、怪我をされた方・お年寄りの方から筋力の強いスポーツ選手まで、それぞれにあったエクササイズを行うことができます。

マシーンが運動の方向をガイドしてくれたり、どの筋肉を使えばいいかを明確にしてエクササイズをわかりやすくしてくれたりするので、初心者の方にお勧めです。

また、捻挫や骨折、手術後のリハビリを卒業した方、腰痛や膝の痛みなどで病院にかかっていた方の再発予防のためのセッションを行っています。

症状が落ち着いたと思っていても繰り返してしまう痛みは身体の使い方や姿勢の悪さから来るものも多くあります。症状の根本にアプローチをし、安全かつ効果的に身体全体のバランスを整えることで怪我や痛みの再発を予防することができます。リハビリを卒業した方や症状をお持ちの方はこちらのコンタクトフォームから症状についてお知らせください。

ダンサー妊婦さん向けのセッションも行っています。

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コンディショニングとは

身体を”良い”状態に整えてあげることです。

人間の体は精巧にできています。

体を効率よく使う事ができれば、日常生活で負荷はほとんど生じません。効率が良くない動きをしてしまっている為に、体の様々な箇所にトラブルが起きます。コンディショニングとは、体が動きやすい状態にして姿勢を整え、効率的な動きを知り、トレーニングをする中で体への理解を深めて負荷のかからない体作りをする事を言います。

では、効率が良い動きとは何でしょうか。

力がうまく伝達している状態をさします。

腰椎

上の図は腰椎の絵です。

赤く塗った部分を椎体と言います。中央がくびれ、上下が張り出していますが、これは椎体が重さを支える為にある骨だからです。

腰椎

この図は上の腰椎が連なったものです。背骨がひとつの長い骨ではなく小さな骨が積み上がってできているのは多様な動きを可能にする為です。赤い四角で囲んだ部分は上から見ると穴があいており、ここには神経(脊髄)が通っています。これは神経が他のものに当たって傷つけられない様に守られる為です(椎体と椎体の間には椎間板というクッションのようなものがあります。腰椎に圧迫がかかって椎間板が脊髄に向かって出てしまい、神経を圧迫する事によって起こるのが椎間板ヘルニアです)。

人間の体は機能的に、合理的にできています。頭は背骨の上に乗っており、頭の重さが背骨を通って骨盤、足に乗っていれば体を支える為に余計な力は必要ありません。

しかし、猫背の人の場合、頭の重さは前の方にかかり、背骨の真上にはありません。この重さを支える為に、筋肉や靭帯に本来生じない余計な負荷がかかってしまい、筋肉が張り、肩こりや腰痛が引き起こされます。

歩く時も同様のことが言えます。歩くという動作は、片足立ちを連続して行う動作です。片足で立った時に体の土台である骨盤が傾くと、筋肉は体の重さを支える為に余計な力を使うことになります。

左右どちらの足で立っている時も背骨が地面に対して垂直である、頭の重さが椎体ひとつひとつに支えられて骨盤の上に落ちている。

このような動きを効率的な動きと言います。

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